今回の冒険の舞台は、松浦市福島町です。
福島町は海に囲まれた島。ということは魚がいっぱい獲れる!
冒険家族、開田さんチームが鍋串漁港で待っているとカタクチイワシ漁の船が帰ってきました。
船から降りてきたのは「あみや水産」の網屋拓朗さんです。
カタクチイワシは船から大きなポンプを使って加工場へ移されます。
開田さんチームも興味津々。
カタクチイワシはこの後、煮て、乾燥させ、イリコになります。
シラスは同じ工程で「ちりめんじゃこ」になります。
今回の冒険の舞台は松浦市福島町です。
カタクチイワシ漁から帰ってきた「あみや水産」の網屋拓朗さんです。
カタクチイワシは大きなポンプを使って加工場へ移されます。
加工場から倉庫へ向かうと、奥さんの美波さんが待っていました。
美波さんが教えてくれるのは、海のちりめんモンスター、略して「ちりもん」を使ったアクセサリー作り。
ところで「ちりもん」って何ですか?
「シラスからちりめんじゃこを作るときにどうしても混じってしまう違う種類の小さな魚などをちりめんモンスター・ちりもんと呼んでいます。このちりもんを使ってアクセサリーを作ります」
なるほど、テーブルの上に置かれたケースには、ちりめんじゃこに混じって違うものが見えます。確かに、乾燥した生物の姿は異世界からやって来たモンスターのようです。
「それでは、しっかり探してください」
虫眼鏡やピンセットを使って「ちりもん」を探します。
なんか宝探しのようで楽しいね!
加工場から倉庫へ向かうと、奥さんの美波さんが待っていました。
ちりめんじゃこと違うものが「ちりめんモンスター」です。
虫眼鏡やピンセットを使ってちりもんを探します。
みんな次々とちりもんを発見します。
わからないものは拓朗さんに教えてもらいます。
「大きいのはタチウオ、それからキス、サバフグ、イカ、マツカサウオもありますね」
20分ぐらいで10〜20個集めたら次の段階へ。
「モールド(型)にちりもんをレイアウトして、どんな形にするか決めたら、レジン 液を入れて、
固めていきます」
どれを選んでモールドに入れようかな?でも1個しか作れない…、と悩んでいると、「何個でもいいですよ」と美波さん。
ヤッター!それじゃ、いっぱい作ろう!
「ちりもん」をモールドにレイアウトして、レジン液を入れていきます。
「金具をつける穴を開けるので、モールドの上の方はちょっとスペースを作っておいてくださいね」
みんな次々とちりもんを探します。
タチウオ、キス、サバフグ、イカ、マツサカウオなどもあります。
ちりもんをレイアウトして、レジン液を入れていきます。
専用のライトでレジンを固めながら少しずつレイアウトを調整していきます。
「キラキラするラメとか暗闇でも光る蓄光パウダーを使ってもいいですよ」
それは使わなきゃね!
夢中になって作ります。
レジンが完全に固まったら穴を開けて金具を取り付けます。
透明な樹脂の中に「ちりもん」がいて不思議な感じ!
世界で一つだけ、自分だけのステキなキーホルダーができました!
キラキラするラメとか暗闇でも光る蓄光パウダーを使ってもOK!
レジンが完全に固まったら穴を開けて、金具を取り付けます。
世界で一つだけ、自分だけのステキなキーホルダーができました。
アクセサリーを作っていたら、お腹が減ったね。
「それじゃ、シラス丼の試食をどうぞ!」
拓朗さんが持ってきたお皿には、見たことがないくらいの大量のシラスが!
自分たちでご飯にシラスを盛り付けます。
でも遠慮がちにしているみんなを見て拓朗さんが一言。
「遠慮しなくていいですよ、好きなだけのせてください」
そう言われたらお構いなし!
ご飯が見えないくらいにたっぷりとシラスを盛り付け、さらにネギをトッピングして、醤油をかけます。
贅沢な一品のできあがりです。
「いただきます!」
アツアツのご飯とシラスのコンビネーション、これはおいしい!
みんなおかわりして食べています。
海の「ちりもん」でアクセサリー作り、そして、シラス食べ放題のシラス丼試食と、ダブルで楽しい体験は、大、大満足!
皆さんもぜひ体験してください。
シラス丼の試食を!自分たちでご飯にシラスを盛り付けます。
ご飯が見えないくらいたっぷりとシラスを盛り付け、贅沢な一品に!
アツアツのご飯とシラスのコンビネーション、これはおいしい!
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
掲載日:
2023/01/11
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
【水産倉庫】〒848-0407 長崎県松浦市鍋串免102-98
【イリコ加工場】〒848-0406 長崎県松浦市原免254-16-2