ことしも県内各地でイルミネーションが美しくきらめいています。今回は、諫早市内のイルミネーション、そしてクリスマスの飾りを紹介します!
諫早の冬の風物詩の一つとなっているのが「いさはや灯りファンタジア」。諫早市役所前の中央交流広場をメイン会場に、およそ19万球が輝きます。会場を訪れてみると、ツリーや花をかたどったもの、ロマンチックなブランコ、光のトンネルなどが並んでいて、その数とオブジェの大きさに驚きます。
「いさはや灯りファンタジア」は、諫早を盛り上げようと市民のみなさんが実行委員会を作って、企画・運営していて、2011年から10年以上続くイベントです。以前「冒険する長崎プロジェクト」でもご紹介した灯明でつくる「巨大地上絵」はイベント初日とその翌日のみでしたが、イルミネーションは2023年1月4日まで、毎日17時~21時45分まで点灯されています。
学校帰りのグループや親子連れが、写真を撮りあったり、光のトンネルを駆け回ったり、会場に流れるウインターソングを聴きながら、みんなが笑顔でウキウキした気分になるイベントです。
諫早市役所前の広場がメイン会場
大きなイルミネーションがとってもキレイ
みんな思い思いに写真を撮って楽しんでいました
諫早市役所から20分ほど、車を走らせて高来町の小江公園(おえこうえん)へ。国道207号線からコンビニエンスストアを左折すると・・・
青く輝くイルミネーションが目に飛び込んできました。
「す、すごい・・・」
静かな住宅街で輝くイルミネーション。
地元住民のみなさんでつくる「小江公園を守る会」が2004年から公園全体をイルミネーションで飾り始めました。守る会は地域のお年寄りなど13人がメンバーで、旧小江小学校跡の整備をきっかけに活動を始めたそうです。春には公園にぼんぼりを飾って食事や演芸を楽しむ「さくらまつり」など地域の活性化に取り組んでいて、2004年から始めた冬のイルミネーションは近所の人たちだけでなく、県外からも見物客が訪れる人気のイベントとなっています。
12月1日の点灯式には想定を上回る300人もがやってきたそう。
公園には、雪だるまにトナカイ、アニメのキャラクター、と子どもたちが喜ぶ楽しい飾り付けが満載。
点灯は毎日 午後5時30分から午後10時までで、2023年1月3日まで続きます。
静かな住宅地に浮かび上がるイルミネーション。地域住民の手作り
漁網のように広がる光がとっても美しい
見学の際は、ご迷惑にならないように話し声は小さめに!
イルミネーションと合わせて、ことし、注目したいのがJR諫早駅のクリスマス飾り。1階のiisa交流広場に展示されています。
サンタクロースが、9月に開通した西九州新幹線かもめに乗っている様子が、なんと!折り紙で作られています。こちらのクリスマス飾りは、新しくなった諫早駅が「ただ、通り過ぎる駅」ではなく、何か立ち止まって「ホッとできる場所」になればと、市民活動のメンバーや鎮西学院大学の留学生など約30人が手作りで完成させました。
折り紙の先生の指導を受け、夏の終わりから制作に取り組んだとのことで、クリスマスツリーやかわいいドールハウスのほか、諫早の名所「眼鏡橋」などを折り紙で作りました。中でも、鉢植えのポインセチアは本物か!?と見間違うほど精巧で、赤や緑の葉が紙やワイヤーを使って1枚1枚丁寧に作り上げられています。
12月17日(土)には交流広場のクリスマス飾り周辺で「クリスマスマーケット」も開催され、本の読み聞かせや折り紙教室が開かれるそうです(イベントは11時~19時 2022年の情報)。
クリスマス飾りは12月25日まで展示されています。諫早駅を通る時には、ぜひチェックしてみてください。
また、イルミネーションを見に行くときは、しっかり寒さ対策をして、お出かけください。
新幹線に乗ってサンタがやってきた!
ツリーも、ドールハウスも市民のみなさん手作り。見ているだけで気持ちもほっこり
折り紙で作られたポインセチア!本物かと思いました・・・
文:冒険する長崎事務局
*掲載されている情報は、2022年の情報となります
掲載日:
2022/12/16
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
【いさはや灯りファンタジア】諫早市東小路町7-1
【小江公園】諫早市高来町下与
【諫早駅iisa交流広場】諫早市永昌東町1-1