今回の冒険の舞台は、西海市西彼町の宮浦郷。
大村湾に面する港町です。
近藤さん親子を迎えてくれたのは、志田真珠の代表 志田和彦さんと川口あかりさんです。
「今日は真珠のアクセサリー作り体験を楽しんでください」
お店に入るとネックレス、イヤリング、ピアス、ブローチ…
いろいろな真珠の商品がディスプレイされています。
今回の冒険の舞台は、西海市西彼町の宮浦郷。大村湾に面する港町です。
近藤さん親子を迎えてくれたのは、志田和彦さんと川口あかりさんです。
お店に入るといろいろな真珠の商品がディスプレイされています。
「せっかくですから真珠のことについて知ってもらおうかな?」
まず10分ほど、ビデオを見て真珠がどうやってできるかを学びます。
その後、志田さんが貝殻や真珠の核を手に詳しく説明します。
「真珠は核をアコヤ貝に埋め込み、核の周りの層が成長することで丸く、みんなが知っている真珠の形になります」
真珠ができるのに1年から1年半かかると聞いてびっくりです。
また長崎県は、真珠発祥の地といわれるほど、その歴史は古く、現在、日本一の生産量を誇るのだそう。
「それでは、真珠のアクセサリーを作ってもらいます。今日はブレスレット作りを体験してもらいましょう」
川口さんが、お姉ちゃんの優空ちゃんの腕にブレスレットを巻いてサイズを確かめます。
「14cmがいいかな」
テーブルの上にブレスレット作りの体験キットをセットします。
まず10分ほど、ビデオを見て真珠がどうやってできるかを学びます。
真珠を作るために必要なアコヤ貝に埋め込む核です。
テーブルの上にブレスレット作りの体験キットをセットします。
「木の箱に溝があるので、14(cm)の数字の線があるところまで、真珠と天然石を選んで並べてください。真珠は4個まで、天然石は何個でもいいですよ」と川口さん。
それではと、優空ちゃんが代表で作業にかかります。
「どれにしようかな?」
優空ちゃんが悩みながら、ピンセットを使って選びます。
丸くて掴みにくいので、時にはポロリと落ちてしまいますが、それも楽しい!
箱の溝に一列に並べていき、途中、色や大きさが気になったら並べ替えてもOKです。
木の箱にある溝に真珠と天然石を並べていきます。
優空ちゃんが悩みながら、ピンセットを使って選びます。
箱の溝に並べて、途中、色や大きさが気になったら並べ替えてもOKです。
優空ちゃんに続けと、暖空くんと夕奈ちゃんも作業開始!
夕奈ちゃんはお父さんがアシストします。
暖空くんが一番好きなのは?
迷わず金色に塗った真珠を選びました。
「天然石は色で選ぶのもいいけど、誕生石だったり、いろいろな意味があったりするので、そういうことを考えながら選ぶのもいいよ」と志田さんがアドバイスします。
みんな夢中になって真珠や天然石を選んでは、並び替えをします。
ところで志田さん、どうしてこの体験を始めたんですか?
「真珠作りの土台は海なんです。だけど、海も昔と違って弱っているんですね。こうした体験を通して海を汚さない、ゴミを流さない、そんな子どもになって欲しいですね」
暖空くんが一番好きなのは?迷わず金色に塗った真珠を選びました。
天然石を選ぶ際のポイントを志田さんがアドバイス。
みんな夢中になって真珠や天然石を選んでは、並び替えをします。
並び終えたら、ワイヤを真珠と天然石に開いている穴に通します。
小さい穴にお父さんも苦労しながらワイヤを通します。
「できた!」
真珠と天然石が1本の線になり、とってもキレイです。
後は、志田さんに仕上げの留め具をつけてもらって完成!
「キレイ!」
「カワイイ!」
ブレスレットを腕に巻いて、子どもたちも大喜びです。
約1時間の、真珠を使ったブレスレット作り体験は、真珠のことや海の大切さを知るいい機会になりました。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
並び終えたらワイヤを真珠と天然石についている穴に通します。
「できた!」真珠と天然石が1本の線になり、とってもキレイです。
ブレスレットを腕に巻いて、子どもたちも大喜びです。
掲載日:
2023/06/14
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