長崎市から時津・琴海を抜けて、国道を大村湾沿い。小迎から西彼杵半島を西へと横切り、大島大橋を渡るおよそ2時間のドライブで到着したのは崎戸町。かつては炭鉱があったこの島ですが、海が近くて、のびのびしていて気持ちがいいスポットです。
平成11年(1999年)11月11日11時11分11秒(1並び!)という何とも縁起よさげに供用をスタートしたことで記憶に残る大島大橋は白くて大きく、吊り橋のロープの直線美は何度通ってもワクワク感を高めてくれます。
まずは寺島、そして大島を通り抜け、塩工場の脇のぐるりと回って赤い中戸橋を渡ると蛎浦島(かきのうらしま)。しばらく走ると左手に見えてきたのは広―い原っぱ!「さんさん元気らんど」、きょうの目的地です。
島へと渡る大島大橋。白い吊り橋が美しくて好きー
どどーん、と、だだっ広い原っぱ
秋晴れ、走り回って遊ぶにはちょうどいいお天気でした
およそ27ヘクタールというこの原っぱ。元々は2万5000人もが住んでいた炭坑住宅の跡地です。1999年に、芝生広場や遊具を整備したとのことですが、まだまだ「知る人ぞ知るスポット」。オススメの場所です。
写真を見て、お分かりのように、なんと言っても、とにかく広い!開放的な気持ちになります。
その上、電線がない!走り回るのはもちろんですが、「凧あげするといいよーー」と地元の人が教えてくれました。ほんと、ここ、凧あげにはもってこいだ!
近くお店はないようなので、お弁当や飲み物持参で行くと、子どもたちは走り回ったり、バトミントンやちょっとしたボール遊び、大人はそれを見つつ、寝っ転がってゆーっくりできます。
しかも!芝生広場の先には・・・
寝っ転がってのんびり。子どもは走り回ってるだけで大はしゃぎです
遊具もあり!
芝生広場の先にあるのは・・・さてさて・・・
自転車で走れるサーキットコースがあるんです!
1時間300円(自転車の持ち込みはできません)。パンダや犬のキャラクターをかたどった自転車、4人乗りの自転車には家族や友だち同士で乗れそうです。中には、ペダルをこぐのではなく、足を開いたり閉じたりすることで進む変わり種も(後で筋肉痛になりました・・・)。
コースは緩やかなアップダウンもあって、なかなかの運動になります。この日は平日だったため、貸し切り状態(週末は子どもたちで賑わうそうですよ)。爽やかな秋風を受けながら、楽しいひと時となりました。
ずらりと並ぶ「おもしろ自転車」。カラフルでかわいいー
自転車をこぎながら小休止。広々しててほんと、気持ちよかったです
足を開いたり、閉じたり・・・坂道はちょっときつかった
西海市内ではちょうど、恒例の「さいかい丼」フェア開催中で、デザートなどの特典が楽しめる「マイ箸」を実は持って、行っておりました。ことし(2022年)は19店舗で31種類が展開されているとのことですが、今回は大島町のお店をチョイス。新鮮な海鮮丼と特産のみかんをいただきました。お刺身、おいしかったなー。
さらに帰りには、市内の直売所に寄ってお買い物。大人も子どもも、大満足の一日でした。
新鮮なお刺身ウマー「さいかい丼」のお店はホームページをチェック!
「さいかい丼」フェアは2022年は11月30日まで
直売所で買ったさつまいも。蒸かしたら甘くておいしかったー。子どももよく食べたよ
文・写真:長崎はな
長崎生まれ。長崎で好きなものは、お刺身、一口餃子、対馬のはちみつ、佐世保バーガー、島原のかんざらし、諫早のうなぎ、チリンチリンアイス・・・。旅好き、食いしん坊が長崎県内をめぐります!
掲載日:
2022/11/08
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
西海市崎戸町蛎浦郷1012