大村市民に親しまれている野岳湖のそばにある大村湾サーキット。誕生してから26年を迎える県内唯一の本格的なレーシングカート場です。
今回は、松本さん親子が体験しますが、ナント、お父さんは開業当時にバイクで走っていた懐かしい思い出の場所だったとか。進太郎くんは一人乗りカートに乗りたいところですが、少し身長が足りないため、今回はお父さんと二人乗りカートで走ります。
指導してくれるのは取締役の中嶋洋己さん。初めてのカート体験、胸が躍ります。
大村湾サーキットに到着。広いコースが見えます。
受付でヘルメットを選びます。ヘルメットやグローブは無料で使用できます。
指導してくれるのは取締役の中嶋洋己さん。
コースからは、バイクの走行音が聞こえます。凄いスピードで走るバイクを見ていると気分はアゲアゲ!はやる気持ちを抑えて、カートが並ぶ点検場へ向かいます。中嶋さんが用意してくれたのは二人乗りのカート。YAMAHA-MZ(200cc)レンタルカートです。見た目は小さいですが、時速70kmのスピードが出せるんですって。進太郎くんは、ヘルメットをかぶりシートに体を沈めます。中嶋さんがシートベルトをつけると、もうレーサー気分!
コースではバイクが走行中!速い!カッコイイ!
これが、今回乗る二人乗りのカート!
進太郎くんがシートへ。もう気分はレーサーだあ〜。
お父さんも運転席に座って、準備は万端です。
「スピードが結構出ますので、第4コーナーのカーブは注意してください。お子さんがひっぱられますからね」
お父さんは、うなずきます。
中嶋さんがエンジンをかけて、さあ、スタート! コースに入ります。最初はカーブが連続で続くコーナーワーク。
右に左に、お父さんが慎重に、でも、少しずつスピードを上げていきます。
ヘルメットでよくわからないけれど、進太郎くん、大丈夫かな?
中嶋さんのアドバイスを聞いて、スタートを待ちます。
さあ、コースへ。最初は慎重に走ります。
徐々にスピードを上げるお父さん。進太郎くん、大丈夫かな?
大村湾サーキットは全長915メートル、コース幅は8メートルから10メートル、最長ストレートコースは120メートルもあります。ストレートコースでは最大時速70kmのスピードが出せ、体感速度にすると時速100kmというから、凄いスピード感が味わえます。
4周走ったところで中嶋さんが終了のチェックフラッグを振ります。ゲートをくぐったお父さんは思わずガッツポーズ!つられて進太郎くんも右手を突き上げます。
スタート地点に戻ってきた二人は大満足の様子。
「いやあ、楽しかったですね〜」とお父さん。
進太郎くんも「楽しかった!」と一言。
でもお父さんがコッソリ話してくれました。
「ちょっとビビっていましたね」
そうか、それは仕方ないよね。
ストレートコースは120メートル、最大速度でぶっ飛ばすお父さん。
目の前をアッという間に通り過ぎていきます。
スタート地点に帰ってきた二人。「楽しかった〜!」
松本さん親子が走り終わったコースに凄いスピードでコーナーアタックするカートを発見!誰なの?
話を聞いてみると、長崎市からわざわざ週末に通ってきている清水啓伸くんでした。清水くんは中学生だけど、将来プロのレーサーになるためにカートで練習しているんだって。
こんなプロを目指す人もいるけど、女性の友達同士でやってきたり、気軽に楽しめるのが大村湾サーキットの魅力です。
松本さん親子も「また来ようね!」と盛り上がってました。バーベキューもセットしたレースパックとかもあるそうだから、利用するといいかもしれませんね。
文・写真 中尾知徳
凄いスピードでコーナーアタックするレーサーを発見!
将来プロのレーサーをめざす清水啓伸くん。期待しよう!
いろんな楽しみ方ができる大村湾サーキット!また来ようね!
掲載日:
2019/02/13
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〒856-0011大村市重井田町650