「冒険県 冒険する長崎プロジェクト」では、2020年度の取り組みの柱のひとつとして、「冒険米」を作ることを企画しました。
そこで、米づくりを体験できるプログラムを町内の田んぼで毎年実施している、波佐見町の「川内米づくり塾」のご協力のもと、春には田植えを、秋には収穫を、子どもたちに体験してもらうことができました。そして秋に収穫された米150キロを「冒険米」と名付けさせていただきました。
この大切な「冒険米」をより多くの子どもたちに味わってもらおうと、ながさき子ども食堂ネットワークへ寄付することになり、2021年3月10日、長崎県庁 エントランスホールで、「冒険米」の寄付セレモニーが開催されました。
セレモニーでは、冒険する長崎プロジェクト実行委員会を代表して、特別協賛社代表・西九州トヨタ自動車株式会社の岩田 大典理事が、これまでの経緯を説明し、「子どもたちが冒険米を食べて、”冒険”に出かけるエネルギーにして欲しい」とあいさつしました。
そして、県内産の牛肉・豚肉・鶏肉 計90キロと共に冒険米150キロをながさき子ども食堂ネットワークの小西 祐馬代表に贈りました。
これを受けて小西代表は、多くの子ども食堂が、スタッフが自費で運営するなどして食材集めにも苦労している実情を訴えながら「冒険米のおかげでたくさんの子どもや親たちが笑顔になる」と感謝し、こうしたセレモニーなどが取り上げられることで「子ども食堂」の存在を多くの家族に知ってもらい、利用してもらうきっかけになればと話しました。
「冒険県 冒険する長崎プロジェクト」では、これからも「ワクワクを探しに出かけよう!」を合言葉に、子どもたちがイキイキと冒険できる長崎県の魅力を発信し続けます!