4月9日(月)、長崎県庁舎1階にて、「冒険する長崎プロジェクト発足発表会」が行われました。このプロジェクトは、県内の子どもたちに、長崎ならではの魅力を活かした原体験の機会を提供し、子どもたちの豊かな感性、自立心、好奇心などを育むべく、長崎県全体で連帯し、創造していく取り組みです。この日の発足発表会では、多くの報道陣に囲まれる中、長崎県知事と、“冒険家”に扮した実行委員らが登壇し、プロジェクトの活動内容の紹介や、ロゴ発表セレモニーを実施しました。
中村 法道様
長崎県知事
浦里 和弘
(フリーアナウンサー)
加藤 一征
(長崎県観光連盟 専務理事)
川口 健二
(長崎県グリーン・ツーリズム推進協議会 事務局)
松尾 公則
(長崎女子短期大学 特別専任教授)
瀬戸 正志
(長崎めぐり旅ビューロー 事務局)
中村 拓朗
(ダイビングサービス海だより)
石井 俊彦
(西九州トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長)
馬場 政隆
(長崎トヨペット株式会社 代表取締役社長)
藤岡 良規
(トヨタカローラ長崎株式会社 代表取締役社長)
市川 清史
(ネッツトヨタ長崎株式会社 代表取締役社長)
まずは、本プロジェクトの実行委員長であり、冒険家としての一面も持つ浦里氏が挨拶。自身が撮影した蝶の写真を披露し、時折ユニークな語り口で会場を沸き立たせながら、「自分の目、耳、鼻、口、舌、肌、五感を使って生きた地球を感じてほしい。その体験を長崎県内のフィールドでたくさんしてほしい。一人でも多くの子どもたちが、色々な体験をし、経験をし、時には失敗をし、これからの最大の冒険である人生の道に、その経験を生かしていただければ」と力強く語りました。続いて、特別協賛社代表・長崎トヨペット(株)の馬場社長からは、「長崎県は、冒険県。この言葉が目指すのは、地域の未来をつくること。故郷の様々な冒険を通じて、次世代を担う子どもたちに、故郷への誇りや情熱を形成していくことだと思っている。長崎オールトヨタは、誰よりも長崎に寄り添い、長崎をもっと元気にしたい。冒険という名の移動体験をもっと届けていきたい」と地域とともに長崎県を盛り上げていく意気込みを語りました。さらに、特別協力の長崎県を代表し、中村知事からは、「県としても、21の市町はもとより、各地域の観光協会・観光連盟ともしっかり連携をしながらプロジェクトをおおいに盛り上げてまいりたい。子どもたちの健全育成、本県の様々な観光情報の発信、地域の活性化にも役立っていくものと大きな期待を寄せている」と応援メッセージをいただきました。
ロゴ発表セレモニーでは、実行委員長、特別協賛4社の代表、中村知事が息を合わせて紐を引き、シンボルマークを披露!会場が大きな拍手に包まれました。続いて、実行委員長からプロジェクトの取り組みの概要を発表。21市町と連携した“冒険アクティビティ”の発掘と取材による「公式サイトの開設と運営」を柱とし、「SNSの開設と運営」、長崎県内の様々な冒険に視聴者家族が体験する「公式番組の放送」、県内の様々な場所に掲出する「公式ポスターでのPR」、ロゴマークの配布により様々な連携を目指す「コラボレーションの促進」の5つを紹介し、「長崎に来れば、子どもたちが原体験を経験できるんだ、という情報を広く発信していきたい」と語りました。
最後に、長崎県の体験型観光活性化を図る有志によって組織された実行委員の面々が登壇。「新たな長崎県の魅力を県内外に発信し、コアな長崎ファンの獲得に努めたい」、「色々な人が長崎の自然を見ることで、壊れつつある自然も、元の素晴らしい自然にできたらいいと思う」、「冒険や学びのあるツアーを醸成し、長崎の観光商品拡大に向けて邁進したい」など、観光、自然、旅、様々な視点で意気込みを語りました。本日より、「冒険する長崎プロジェクト」、いよいよ幕開けです。親子で、家族みんなで、長崎中のワクワクを探しに出かけましょう!