冬の雲仙は、特定条件下でのみ見ることができる「幻の白い花」があります!
その白い花とは「霧氷」のこと。雲仙ではこれを「花ぼうろ」と呼んでいて、霧氷は、霧や雲が0℃以下の風で木々の枝にぶつかりながら凍りついてできるもので、自然が作る冬だけの芸術品です。
その花ぼうろを温泉街でも楽しめるようにと15年前から毎年2月に「雲仙灯りの花ぼうろ」が開催されています。
(2019年は2月2日(土)~23日(土)まで開催)
四季豊かな雲仙に住む人達の、地域の自然に対する愛情が伝わってくるイベントです。
なんでもこの期間にしかないメニューや企画もあるんだとか。
いつもとは違うロマンティックな雲仙にわくわくです!
イベントチラシ
霧氷(花ぼうろ)のアップ
(提供/(一社)雲仙温泉観光協会)
まずはお昼に楽しめるものから。「ほっこりぶらり湯のまちさんぽ」!
雲仙温泉街を“ぶらり”と歩いて、ホッと一息“ほっこり”しませんか?
雲仙灯りの花ぼうろ開催期間中だけの限定メニューやご優待が企画されていますよ!まずは温泉街各所で配布している「まちあるきマップ」をゲットして、参加の店舗での提示でOK。(参加店や提供のサービスについては下記リンクから詳しくご覧いただけます。)
マップをチェックしてみると、なになに?
雲仙らしい「湯せんぺいパフェ~花ぼうろ」!
花ぼうろのイルミネーションのようにキラキラのオリジナルガラスアクセサリーに、珍しい「島原生姜のホットかんざらし」!?しかも優待で温泉まで楽しめちゃう!
これは温泉街を散策せねば!!
かせやカフェ 伊乃里パンケーキ
(提供/(一社)雲仙温泉観光協会)
遠江屋 ホットかんざらし(雲仙茶付き)
(提供/(一社)雲仙温泉観光協会)
祐ちゃん 花ぼうろ焼き
(提供/(一社)雲仙温泉観光協会)
歩いていると、雲仙地獄に住むという猫ちゃんに会いましたよ!
また温泉街のなかに赤い鳥居がたくさん並ぶ神社も発見。散策企画は催し以外でも普段気づきにくい地域の魅力を発見できて楽しいです♪
地獄内で遊ぶ猫ちゃん
温泉街内の稲荷神社の鳥居
散策していると「いいな♪」と思った景色って写真に収めたくなりますよね?
雲仙灯りの花ぼうろでは、雲仙温泉街の3か所のフォトスポットを撮影して、もれなく参加賞がもらえる「フォトラリー」も開催中!
なななんと参加賞以外に、温泉街のまちあるきマップ掲載メニューをご注文してもらえるスタンプ3つ集めるとダブルチャンスで「宿泊券」が当たっちゃうんです!
さらに!雲仙灯りの花ぼうろのイベントの様子をInstagramに投稿してプレゼントも当たるかも♪
ハッシュタグ「#雲仙灯りの花ぼうろ」で写真を投稿してみてくださいね!
また「温泉むすめ」の雲仙伊乃里ちゃんとのコラボ企画や、雲仙地獄の地熱を利用したまるで天然の岩盤浴のようなエコなこたつ「エコタツ」もあるのだとか!
う~ん、盛りだくさんでどれから楽しむか迷いますね。
エコタツでまったり。
(提供/(一社)雲仙温泉観光協会)
湯気に煙る小地獄温泉館
(提供/(一社)雲仙温泉観光協会)
お昼に散策を楽しんだ後は、キラッキラの雲仙も楽しみましょう.・*.・:☆
期間中は、温泉街中が氷をイメージしたキラキラのイルミネーションに包まれてなんともロマンティックな雰囲気に!期間の毎週土曜日はよる9時30分から「花ぼうろ花火の宴」として雲仙地獄から冬の夜空に花火が上がります。
イルミネーションの氷のイメージは、「幻の白い花」こと「霧氷」から。
昼と夜で違った表情をみせる雲仙温泉街、自然を楽しみながら地域の人の愛情を感じられる冒険スポットです。
文・写真(一部) 鍛冶口祐子(グラフィックデザイナー、イラストレーター、ライター/YK. DESIGN WORKS)
霧氷(花ぼうろ)のアップ
(提供/(一社)雲仙温泉観光協会)
花ぼうろモチーフのイルミネーション
(提供/(一社)雲仙温泉観光協会)
期間中の土曜日は花火も。
(提供/(一社)雲仙温泉観光協会)
掲載日:
2019/02/12
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320