長崎ランタンフェスティバルの会場の一つにもなっている長崎市大浦町の「長崎孔子廟」。
冒険家族、永畑さん親子を迎えてくれたのは副館長の小林奈々さんです。
「今日は変面の昼なか公演と京劇面の絵付け体験を楽しんでください」
「長崎孔子廟」は、日本で唯一の本格的中国様式の霊廟です。
建物もそうですが、ランタンや賢人像など、飾りつけや置いてあるものも中国色一色ですね。
さあ、変面の公演が始まるのを待ちましょう。
長崎ランタンフェスティバルの会場の一つにもなっている「長崎孔子廟」
永畑さん親子を迎えてくれたのは副館長の小林奈々さんです。
建物もそうですが、ランタンや賢人像など、中国色一色です。
変面とは、四川省の川劇(せんげき)に属し、お面が瞬時に変わっていく伝統芸能で、その仕掛けは国家機密といわれているそう!
ワクワクしながら待っていると音楽が鳴るととともに、大成殿と呼ばれる建物から変面師が登場しました。
踊りながら面の前で扇子を左右に動かすと、別の面に変わった!
「ウワー!」観客から歓声がわきます。
永畑さん親子も思わず拍手です。
音楽とともに大成殿から変面師が登場しました。
踊りながら面の前で扇子を左右に動かすと、別の面に変わった!
永畑さん親子も思わず拍手です。
変面師が次々と面を変えながら観客の方に近づいてきます。
ジッと見ていても面が変わる秘密はわかりません。スゴイ!
変面師は観客に近寄っては、拳で挨拶をしてくれます。
永畑さん親子も大喜びです。
「ハイ!」
クルリと一回転した変面師が素顔を表わしました。
それを見て、みんなビックリ!女の子です。
小林さんによると国内最年少、小学6年生の変面師だそうです。
ビックリしっぱなしの変面公演はどうだったかな?
「最初はビックリしたけど、面白かった!」と心優莉ちゃん。
変面を楽しんだ後は、京劇面の絵付け体験のコーナーに移動します。
変面師が次々と面を変えながら観客の方に近づいてきます。
観客に近寄っては拳で挨拶をしてくれます。永畑さん親子も大喜びです。
京劇面の絵付け体験コーナーに移動します。
小林さんが説明します。
「変面は四川省の伝統芸能ですが、京劇は北京の伝統芸能です。その京劇で使用される面に似せた絵付けをやってみましょう」
お面には隈取りの線が入っていますが、隈取りにとらわれることなく、アクリル絵の具を好きなように塗っていいとのこと。
色は6色ほど選べるので、小林さんに好きな色をリクエストします。
心優莉ちゃんとお母さんは、赤、ピンク、黄色など明るい色を中心に選びました。
希琉羽くんとお父さんは、黒、グレー、白など渋い色が中心でしたが、小林さんに「おすすめは金色ですよ」と勧められて、希琉羽くんとお父さんは金色を入れてもらいました。
早速、面に色を塗っていきます。
「絵筆を持つなんて何十年ぶりです」と告白したお父さんも楽しそうです。
お面には隈取りの線が入っていますが、好きなように塗っていいとの事!
色は6色ほど選べるので小林さんに好きな色をリクエストします。
「絵筆を持つなんて何十年ぶりです」と告白したお父さんも楽しそう!
みんな夢中になって塗っています。
女性チームはカラフルな色合いで、男性チームは渋い色合いでと思っていたら、希琉羽くんが金色を大胆に塗って一気に華やかな面にしました。
親子でも全然違うものができるんだなあ。
できあがった面は、世界に一つしかないマイお面です。
顔の前にお面を持っていくと・・
表情はわかりませんが、もちろん笑顔ですね!
楽しすぎてご面なさい!
初めての「長崎孔子廟」は満足していただいたようです。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
みんな夢中になって塗っています。
できあがった面は親子でも全然違うものができるんだなあ〜。
表情は分かりませんが、もちろん笑顔ですね!
掲載日:
2023/01/25
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
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